クリエイティブ初心者の人にこそおすすめしたいスキルが動画編集です。クリエイターへの第一歩としてぜひ動画編集の楽しさに触れていただきたいと思います。

岡田くん
動画編集で見つけるべきスキルはどんなものがあるのかな?
この記事はそんな疑問にお答えする内容となっております。
是非、最後までお読みください。
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動画編集は楽しい!簡単!初心者クリエイターにこそおすすめの理由
こんにちは、エイジです。
僕がクリエイティブ関係の仕事をしている中でも特殊だと感じているものが動画編集です。
というのも動画編集はある程度のセオリーがあるデザインとは違いあらゆることが自由だからです。
例えばグラフィックデザインとは情報やメッセージを伝えるために、文字や色彩や画像を駆使して平面上に表現される制作物のことです。つまり一つのビジュアルで分かりやすく情報やメッセージを伝達することを目的にしているため、必要のないものを削ぎ落とすことで洗練されていくのがデザインなのです。
一方で動画にもまた、情報やメッセージを伝えるという目的はあるものの、静止しているグラフィックデザインほどストイックに必要のないものを削ぎ落とす必要はありません。むしろ無駄だと思うものが思いもよらない効果を引き出すこともあるため、理論ではなくある意味センスが重要になったりします。
そういった感覚重視の仕事こそ、実はデザイン初心者の人には打ってつけのスキルだったりします。
何故かというと先入観や固定観念がないから思いがけず面白いものが出来上がったりするわけです。
今回はそんなクリエイティブ業務としては異端児的な動画編集という仕事の特異性に迫ってみようと思います。

岡田くん

動画編集は何故クリエイティブ初心者にマッチするのか?
読んで字のごとしなのですが動画は動く画(え)と書き、映し出されている画像は何らかのストーリーを辿りながら変化していくものです。
静止した状態で見せるグラフィックデザインとは似ているようで違うことも多く、そのセオリーが全て当てはまるものではありません。

岡田くん


岡田くん
情報やメッセージを伝達するという目的は同じでも伝わりかたはずいぶん違うんだなぁ。
ちょっと難しい印象‥。

物事の情報やメッセージを伝えるという目的は同じでも、グラフィックデザインと動画編集は役割が違うとも言えます。
以下に両者を比較した表を作ってみました。
どういう人が向いているかもある程度定義づけ出来ますね。
動画編集 | グラフィックデザイン | |
情報の印象 | 感情的、抽象的 | 理論的、確定的 |
メッセージ伝達の手法 | ストーリー | ワンビジュアル |
訴求の役割 | 感性を刺激する | 情報を記憶させる |
見せ方 | かなり自由 | 確立されている |
向いている人 | ストーリー構成を考えるのが好きな人 | 理論的に物事を考えるのが好きな人 |
こうして見ると、動画は見る人の感情に訴え、一つのストーリーとして抽象的な印象を与えることに向いています。
一方、詳細情報が動画の中で出てきてもストーリーの中で移り変わってしまうため、あまり印象に残りません。仮にテロップとして見せていてもビジュアルの変化を目で追ってしまうため、強い訴求力はありません。
ただし「面白いか、つまらないか」、「美しいか、汚いか」、「もっと見たいか、見たくないか」などの感情的な部分には強烈な印象を残してくれるため、何かの予告やティザー(あえて情報を伏せる)的に期待感を煽る見せ方にはとても向いています。
人間は視覚的な変化をつい目で追ってしまうという特性もあるため、広告物としてもかなり優秀ですね。
動画編集に向いている人もガチガチの理論派よりは、人の感情に訴えかけるようなストーリーを考えるのが好きな人にこそ向いている仕事と言えます。
あくまで感覚ですけどね。理数系よりも文系みたいな感覚です。
そういう意味ではデザイン理論が染み付いているような年季の入ったデザイナーよりはクリエイティブをかじったことのない初心者の方が余計な先入観がなく入れる仕事と言えますね。
何より出来上がった動画の動きを確認する作業は楽しいので、作業にのめり込んでしまう人が多いのも特徴です。
また自分で作った動画をYouTubeにアップするなどの楽しみもあるためプライベートでも活躍する可能性を持った、夢のあるスキルでもあります。
初心者が動画編集で身に付けるべきスキルは?
動画編集において身に付けるべきスキルとして必須なのが動画編集ソフトの操作スキルです。
使用するソフトによって機能は様々ですが、動画編集の技法としてまず使用頻度の高いものから覚えていきましょう。

岡田くん
少し調べただけでもたくさんあるので迷っちゃうな。

もし就職を考えるなら、全国的にシェア率が高いソフトを選ぶべきだね。
パソコン環境 | おすすめの傾向とおすすめ度 | 価格 | ||
Adobe Premier Pro | Windows/Mac両方 | ユーザーが多い、高機能、Adobe製品との互換性が高い | ◎ | Adobe Creative Cloudにて 月額2,480円(税別) |
Adobe Premier Elements | Windows/Mac両方 | Premier Pro入門バージョンで機能は劣る、Adobe製品との互換性が高い、買切りのため手頃に購入できる | ○ | 17,800円(税別) |
PowerDirector | Windows | ユーザーが多い、高機能、操作が簡単、Windows専用ソフトのためMacユーザーとの作業共有が面倒 | ○ | 12,980〜20,980円(税込) ※サブスクリプションもあり |
一番おすすめなのはAdobe Premier Proですね。Adobe Creative Cloudのサブスクリプションサービスでのみ購入可能です。Premier Pro単品2,480円のプランよりは他のAdobeソフトも全て使用できるコンプリートプラン5,680円を購入する方が良いでしょう。
Adobe Premier ElementsはPremier Proの簡易バージョンで機能は減っていますが、初心者であれば問題なく使えるレベルなのでひとまずPremier Elementsで勉強してPremier Proに乗り換えるのもアリです。
PowerDirectorは操作も簡単な上にユーザーも多く、おすすめなのですがMacで出てないのが難点です。価格は3バージョンありそれぞれ少しづつ機能が異なります。常に最新バージョンが使用できる月額707円のサブスクリプションプランもおすすめですね。
動画編集のスキルとしては、いずれのソフトを選んだとしても身に付けるておくべきスキルは変わりません。
主にあげると以下のスキルになります。
・カット作業
・テロップ挿入
・画像挿入
・効果音・BGM挿入
・サムネイル作成(Photoshop)
・エフェクト、アニメーション(After Effects)
・色調補正
最低限、基本スキルだけでも覚えておけば動画は作れますが、+αスキルも定番で必要になってくるため、いずれは身に付けるべきスキルです。
また個人的に自作動画を作るだけなら上記のスキルだけでも大丈夫ですが、仕事として依頼を受ける場合は、どのような動画にするのかを相手にプレゼンしたり、相手が作って欲しい動画の内容をすぐに理解できるような会話力も必要になってきます。
経験によるところも大きいスキルですが、信頼を勝ち取れる動画編集クリエイターになるために是非、身に付けてみてください。
まとめ
最後まで、お読みいただきありがとうございました!
「動画編集は簡単で楽しい・クリエイティブ初心者にこそおすすめの理由」いかがでしたでしょうか?
クリエイティブ初心者の方が楽しみながら身に付けるスキルとして動画編集はおすすめのスキルです。編集ソフトの扱いもそこまで難しくないので興味があれば是非チャレンジしてみてください。
この記事が動画編集クリエイターを目指す方のために少しでも役立つ内容であれば幸いです。
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