【経営者の本音】Webデザイナーの需要と適性・将来性は付加価値次第

デザイン会社経営者としてネット社会におけるWebデザイナーの需要や将来性についてよく考えます。

副業大好き
青木くん
Webデザインを学びたいけど、今さら勉強しても需要はあるのかな?
Wevデザイン制作会社の経営者はどんなWebデザイナーを求めているだろうか?
Webデザイナーの将来性はあるのだろうか?

この記事はそんな疑問にお答えする内容となっております。
是非、最後までお読みください。

筆者・エイジ/Webデザインの仕事も数多く受注するクリエイティブ会社の経営者です。会社の業績にも影響が出るWebデザインの需要については日々アンテナを張っています。
副業大好き・青木くん/エイジのクリエイティブ会社に勤める社員です。営業とデザイナーを兼業しつつ日々、副業に役立つ情報収集にも余念がありません。
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【経営者の本音】Webデザイナーの需要と適性・将来性は付加価値次第

こんにちは、エイジです。

Webデザイナーを目指そうとしている方にとって、その需要や将来性については気になるところだと思います。
また一部ではWebデザインのブームは終わり、需要は頭打ちではないかという否定的な意見も出てくるようになりました。

僕自身、デザイン業界で25年ほど働いてきたのですが、会社を起こしWebデザインを仕事にするようになってからは、さらにその需要について考えるようになりました。

しかし誰もがスマホを片手にSNSや情報収集、買い物、娯楽などを楽しむ世の中になり、ありがたいことに僕の会社もWeb関係の仕事の依頼は途切れることがありません。数年前までは紙媒体が主流の売り上げだったのですが、今では完全にWebの売り上げが上回るようになりました

冷静に考えれば分かると思うのですが、これだけネット環境が多様化している現代においてその需要がなくなるはずもなく、むしろこれからもあらゆるサービスが生まれるなどさらに需要が増える可能性を秘めているのがWeb業界です。

副業大好き
青木くん
Webデザインの将来性はバッチリなんですね。
じゃあどうして先行きを心配する声が聞こえてくるんでしょう?
エイジ
その理由に関しては経営者として思い当たるフシがあるので、以下に解説していくよ。

【経営者目線】Webデザイナーの需要・あなたは何が得意ですか?

ネット社会でWebサービスが多様化しニーズも高まる中で、Webデザイナーの需要と将来性について何故か否定的な意見が多数聞こえてくるのも事実です。
そして実際に、Web制作会社として起業したにも関わらず残念ながら数年で潰れてしまった会社も確かにあります。

これは個人でも同じくで、せっかくスクールに通ってWebデザイナーのスキルを身に付けたのに仕事が取れずに廃業してしまう人や、Webデザイナーとして就職したにも関わらず、社内で評価されず辞めてしまう人も一定数存在します。

いかなる仕事も少なからず競争してしまう構図は生まれるので、仕方ないことなのですが、これはWebという特殊な業界ゆえに起こったことだと僕は考えています。

ではWeb業界の特殊性とは何かというと急激に成長した分野であるということです。
以下の歴史年表のようにWeb業界の一般普及を2000年あたりとしたとき、その歴史は20年程度しかないことが分かります。

【Web業界の歴史年表】
1996年・Yahoo! Japanによる日本語での検索サービス開始
1999年・NTTドコモ「iモード」サービス開始
2000年・Googleによる日本語での検索サービス開始
2004年・日本初SNS mixyスタート
2007年・iPhone発売
2008年・Twitter日本語版スタート、Facebook日本語版スタート
2012年・Amazonが日本向け「Kindleストア」を開設
2013年・フリマアプリ「メルカリ」スタート
2015年・Pokemon GO日本国内リリース、LINEモバイルサービス開始

またWeb上の様々なサービスが普及し始めたのはスマホ所有率の広がりとともにあると言っても過言ではないため、Webデザインの仕事が認知され始めた歴史はもっと浅いでしょう。
実際、僕が初めてWeb関係の仕事に携わったのは2007年で、とある大手メーカーの仕事が最初でした。当時は3社競合のコンペでしたが無事に勝つことができたのでよく覚えています。

そう考えると認知され始めて10数年程度の歴史しかないWebデザインの仕事は、職種としてはありえないスピードで成長したと言っても過言ではありません。
一気に需要が膨らみ、一気に人が押し寄せた業種であることは間違いないため、一時的な飽和状態になったということは十分考えられますね。

つまりWebデザイン業に参入し始めた会社が多すぎて、Webデザインの仕事が取り合いになり需要が減ったように見えた、と言うこと。

事実、僕の会社も仕事を獲得するためにコンペに参加しなければならない状況は増えてきました。また同時にコンペに参加する競合も増えたように感じます。

そんな中で勝ち負けはもちろんありますが、それでも会社は食いっぱぐれずにWebデザインの仕事を受注し続けることはできています。やはりリピートしてくれるクライアントの存在は大きいですね。

何が言いたいのかというと、Webデザインをやる会社は確かに増えたけどその全てが競合になるほどの脅威ではないということなんです。何故そう言い切れるかと言えば、それは僕の会社なりの得意分野があるからです。

Webデザインにも訴求したい分野の数だけターゲットが存在しますが、その分野において強みを作れれば自ずと仕事の声はかかります。

実はこれ全く同じことが個人にも言えて、他者と差別化を図れる得意分野を持ったWebデザイナーの需要はとても高いです。一方でなんの特徴もない肩書きだけのWebデザイナーの需要はどうしても低くなってしまうということです。

例えばWeb上のパーツが作れるだけだったり、特徴のないごく普通のサイト企画しかできないWebデザイナーのことですね。

そのレベルのWebデザイナーであれば実はたくさんいるので、その程度でも可能な仕事を奪い合う形になってしまっているのが現状です。

おそらくこの状態を見て「需要が低い」、「将来性がない」という話が聞こえてくるのではないかと思います。

【結論】
・Webデザインの仕事の需要はむしろ多い→Webデザイナーの数も多いので需要が少なく見える
・Webデザイナーの数は増え続けている→しかしニーズに応えらえるWebデザイナーは少ない
・他と差別化した得意分野を持つWebデザイナーになる→自ずと仕事は増える
副業大好き
青木くん
なるほど。確かに誰にでもできる仕事は競合が多いから需要が少ないように見えますね。
エイジ
会社でも個人でも一つ上のレベルで仕事をするようになれば、Webデザインの仕事の重要はむしろ増えているよ。

【経営者目線】Webデザイナーの適性と差別化の方法

Webデザイナーとしてせっかくスキルを身に付けて仕事を始めても長続きせずにやめてしまう人を、僕はそれなりに見てきました。
その典型的なタイプとして以下のような人が挙げられます。

・新しいことに興味を持たない
・Webデザインの業務範囲にこだわりすぎる

新しいことに興味がない人は、日々変化し続けるWeb業界についてこれないことが多いです。
逆にこんな新しいWebサービスが出たよ、と教えてくれるような人は、そのサービスのニーズも把握していることが多く仕事に反映させることにも前向きなので、クライアントにも喜ばれます。

またWebデザインの業務範疇にこだわりすぎる人もあまり良くありません。もともとWebデザイナーとプログラマー、Webプランナーの業務区分ははっきりしていません。あまりにも業務範囲を線引きしすぎてしまうと周囲との連携も図れない上に、出来上がったサイトも必要最低限の仕上がりになることが多いです。
せっかくの仕事なので自分の可能性を広げると思って前向きに行動できると良いですね。

つまりWebデザイナーとして適性の高い人は先に挙げた条件とは真逆の人ですね。どの業界でもそうですがやはり、好奇心が強く仕事に積極的な人は確実に頭角を表します。

以下はWebデザイナーとしての適性を上げるために何をすれば良いか具体的なことを挙げてみました。仕事の経験値は浅くともすぐに実行できることなので是非試してみてください。

【Webデザイナーとして常に意識しておきたいこと】
⒈出来るだけたくさんのWebサービスに登録し触ってみる(入会していろいろ触って退会する)
⒉既存にあるWebサービス(何でも)のニーズとターゲットを想定する癖をつける
⒊Webデザインの業務と近しい部分で得意なことを増やしておく

1と2は続けているとWebプランナーとしてのスキルやマーケティングスキルが自然と身につきます。
どちらもWebデザイナーとして身に付けておいて損はないスキルですし、場合によってはWebデザイナーの立場よりもより川上で仕事に参入できることもあります。

3は他のWebデザイナーと差別化するために意識しておいて方が良いことです。
例えば、文章が得意なら記事が書けるように練習したり、簡単な動画編集ができるようになったりしておくなどです。
記事を書くスキルはほとんどのWebサイトで重宝されますし、動画編集も最近はかなり使えるスキルだと思います。
もちろんコーディングだけでなくプログラミングまで出来るWebデザイナーも活躍の場を広げられるますね。

もしあなたがWebデザイナーに止まらず貪欲にスキルを身に付け他の人たちと差別化ができたなら、報酬も間違いなく上がるでしょうし、仕事で声がかかることもどんどん増えていくと思いますよ。

まとめ

最後まで、お読みいただきありがとうございました!

「【経営者の本音】Webデザイナーの需要と適性・将来性は付加価値次第」いかがでしたでしょうか?

この記事がWebデザイナーを目指す方のためにで少しでも参考になる内容であれば幸いです。

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